100年日記では、1日の日記に画像を1枚しか添付できない仕様にしています。
写真は何枚でも付けられる方が便利に見えます。旅行や子どもの成長を残すなら、1枚では足りない日もありますよね。
それでも1枚にしたのは、連用日記としての体験を守るためです。
100年日記は、同じ日付の記録を年ごとに重ねて見返す「連用日記」のアプリです。パートナーが紙の連用日記を使い、過去の同じ日を楽しそうに見返している姿を見て作りました。
連用日記は、書き続けるほど一度に見返す記録が増えていきます。同じ日を10年分見返すなら、10年分の文章と写真が同じ場所に並びます。
そのため、今日だけの便利さではなく、何年後も無理なく書き、見返せることを考えました。
写真を増やすと、保存の負担も増える
他の連用日記アプリには、複数の写真や端末間同期に対応し、保存容量や編集機能を月額サブスクとして提供するものがあります。
写真を多く残すには、スマートフォンの容量を使うか、サーバーへ保存して運営費用を負担する必要があります。どの方法が正しいというより、何を優先するかのコンセプトの違いです。
100年日記では、日記と画像をスマートフォンの中に保存し、写真用のサーバーを持たない設計にしました。そのうえで画像を1日1枚に制限し、毎日増える保存量に上限を置いています。
月額課金を必須にせず長く使えるようにするため、ローカル保存、サーバーを持たないこと、1日1枚という三つの設計を組み合わせています。
書くときに、写真の整理を増やしすぎない
写真を何枚も登録できると、日記を書くたびに、どこまで選ぶか、何枚入れるか、どの順番に並べるかを決めることになります。
1日1枚にすれば、枚数や範囲、並び順まで決める必要はありません。
私は、子どもの写真を残すために「みてね」をよく使っていますが、これと同じことを連用日記アプリでしてもらうべきか、を考えました。「みてね」は、家族との共有やアルバムとしての振り返りが目的なので、何枚も選んで保存する手間には意味があります。一方、連用日記は文字がベースです。画像を何枚も選ぶのは、重要ではない上に二重作業になると考えました。(みてね、おすすめです👇️)
家族アルバム みてね - 子どもの写真、動画を共有・整理アプリ
詳しい写真は写真アプリへ任せ、100年日記には、その日を思い出すための1枚と文章を残すことにしました。
見返すときに、年ごとの違いを追いやすくする
1日だけを振り返るなら、写真は多い方が出来事を詳しくたどれます。旅行やイベントの記録には、複数の写真が向いています。
一方、連用日記では、同じ日付の記録を年ごとに見返します。
同じ日を10年分並べたとき、各年に写真が何枚もあると、1年ずつ詳しく見られる代わりに、全体を追うには時間がかかります。各年に1枚ずつなら、年ごとの違いを流れよく見返せます。
100年日記で写真に持たせたい役割は、その日の出来事を網羅することではありません。
日記の中心は文章で、写真は記憶を呼び戻す手がかりです。1枚の写真があると、どこにいたか、誰がいたか、どんな季節だったかという、その日の空気を思い出しやすくなります。
文章と1枚の写真からその日を思い出し、もっと詳しく見たくなったら写真アプリを開く。この役割分担が、連用日記には合っていると考えました。
まとめ
100年日記が残したいのは、写真の網羅ではなく、文章と1枚の写真から過去の同じ日へ戻れることです。
便利な機能を増やすほど、毎日の入力と将来の振り返りは重くなります。100年日記では、今日の便利さより、何年後も同じペースで使えることを優先しました。
その優先順位を形にしたのが、1日1枚という制約です。連用日記アプリ「100年日記」使ってみてください。